劇場空間

元気だして行きまっしょ。 機械も長く使っていると、動きが鈍くなります。油をさして、動きを良くしてあげないと。オリーブのように、豊かな実を育てられるブログにしたいです。

猿之助と海老蔵の競演

 

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歌舞伎座は、熱い。当代きっての花形が競演。

夜の部は、猿之助がメイン、昼の部は海老蔵が、長丁場の主薬を演じている。

中でも、荒川の佐吉、は圧巻。

 

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猿之助は、何をやっても上手いけれど、この役は初めてながらも、はまり役だ。

仁左衛門が何度もこの役を演じているところを見ると、好きな役なんだと思う。

人間の生き方として、胸のすくさわやかさと、深き情愛が流れている。

夜の部で、海老蔵は、景清の演出を新たにして、披露している。

 

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團十郎が乗り移ったかに思われる、荒事の豪快な演技。團十郎が亡くなってからの上演だというから、海老蔵は、父親が演じるとしたらということを念頭に置いて、役作りをしているのだろう。

観客は、投票中の愛妻の病気克服をも願って、縁起物の舞台に、大きな拍手を送っていた。