行って来ました。大阪城を背景に作られた、大阪中村平成座の歌舞伎公演。
昔の芝居小屋を再現して作られているので、思ったよりも小さくて、私の席は一階右手、一段目の12番だつたのですが、舞台が凄く近いので、オペラグラスは不用でした。
夜の部は、俊寛なので、選んだのですが、橋之助の俊寛でした。
中村座では、橋之助が演じているよう
。
舞台が小さいので、俊寛はどうかなと思うけれど、昔の小屋はそうだったのでしようから。
私の俊寛に対する印象は、もっと小柄でやせ細っているので、元気の良い橋之助の俊寛は、ピンと来ないのてす
。
でも、熱演でした。
盲目物語は、勘九郎が、盲目のあんまと、秀吉の二役で、七之助は茶々、扇雀のお市は、当り役です。
お見事。
勘九郎は、勘三郎が乗り移ったように、声色もよく似ています。
てもまだまだ、勘三郎の間の取り方、人を惹きつける魅力には、ほど遠い。
お父さんは凄い役者だったと納得させられます。
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この前見た、猿之助のワンピースからまだ抜けられないので、期待が大きいだけに、勘九郎と七之助には、もっともっと、大胆な冒険をしてほしい。
松竹は、映画で東宝に水をつけられ、低迷なのですが、ワンピースで巻き返しを期待しているよう。
確かにワンピースの人気は、これからもしばらくは続くでしよう。
横からなので、最後に、大阪城が見えるのですが、草木が朧に見えていました。
仮設の小屋だから、トイレも大変。
20あるのですが、トイレに誘導する係の女性が、4人、途切れなく使えるように、必死で案内しています。
贈り物の胡蝶蘭がトイレまでの道にびっしり。大きな胡蝶蘭の最高のものばかり。
外でお弁当や、江戸の技自慢の品々の店があって、ニューヨークでも出ていたお店。
小屋作りから、相当の費用もかけて、1ヶ月の公演だけのためですがら、チケットが、15000円でも、少しも利益は出ていないのでは?
お大臣席は、二階の正面に、4席しかなかった。食事付き。