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劇場空間

元気だして行きまっしょ。 機械も長く使っていると、動きが鈍くなります。油をさして、動きを良くしてあげないと。オリーブのように、豊かな実を育てられるブログにしたいです。

亀治郎の会、京都春秋座

  

「亀治郎の会」を観に行ってきました。

京都の、「春秋座」で、今日まで、公演中です。

「春秋座」は、京都造形芸術大学が、建設した劇場で、様々な分野の、芸術、芸能の実践場になっていて、伝統芸能を広める為に、大学が無理して作ったもの。

春秋座の立ち上げ公演で、亀治郎さんが、「亀治郎の会」を作ったのですが、その後は、東京での公演が多く、京都の春秋座は、2回目、「亀治郎の会」としては8回目です。

 この大学の学長は、画家の千住博で、今回の「亀治郎の会」では、千住博の、大作、滝の絵画が、舞台の奥に、その前で、素顔の亀治郎が、薄茶色の着物姿で、若い舞踊家と、舞う「漁樵問答」と、歌舞伎の世界以外からの、福士誠治や渡辺哲など現代演劇の俳優も参加する「上州土産百両首」です。

http://www.k-pac.org/performance/20100824.html

 滝の絵画は、養老の滝、老人が、養老の滝の水を飲んでいるうちに、若かくなり、一方の浦島太郎は、玉手箱を開けて、老人になる、というお話。

さすがに、舞の名手と歌われる、亀治郎の舞は、見事で、清楚な美しさ、凛とした気品が漂い、バックの絵画から、抜け出たような、溶け込むような、美しさです。

  お腹が空いていたので、入場する時に、この「春秋座」の精進料理のお弁当を予約しておいて、幕間に、カフェで食べることにしていました。

 60食限定という、精進弁当は、棚橋さんと、この大学の学生が作った、「食は芸術」というコンセプトで作ったもの。1300円は、大枚なれど、精進ならば、ダイエット中の身にもグッドだと思い、無くならない前に、予約しておいたのですが、なんのなんの、まだ一杯残っていました。

 お味が、まあまあ、期待していたほどではなく、量が多くて、これでは、ダイエットにはとてもならない。

 同席していいですか、と言われた婦人は、サンドイッチを買っていた。この方が、良かったかも、とも思ったけど、「食は芸術」という殺し文句に惹かれて、絶対に、こちらを選んだに違いない。

 若い亀治郎さんには、京都の綺麗どころのフアンが多い。昼の公演とあって、夜の仕事の前に、色町から、沢山の、置屋の女将、芸者、舞子さん達で、華やか。カフェで、テーブルに座って、コーヒーや飲み物を飲みながら談笑している姿が見られた。

「上州土産百両首」は、往年のスター、勝新太郎と、新喜劇のあほ役の名役者、藤山 寛美 の共演で、演じられた演目です。

 歌舞伎と、現代劇とのコラボで、違和感が全く感じられずに、溶け込んで一体となった、緊張感のある作品に仕上がっています。

 所々から、かけ声がかかって、役者さんも、それに乗って、熱がこもる舞台。笑いと涙の中に、熱い心を残しながら、舞台は終わりました。良いお芝居を観た後には、後ろ髪を引かれる思いがあります。

まだ、このまま帰りたくない。そういう思いを、この芸術劇場の別の場所で開催されている、公募展で、ぶらぶら作品を観ながら。

通信学部の卒業生の、公募展、その奥に、楽屋への出口がありました。出入りしているフアン達。誰に面会なのかな。

 

作品は、絵画では、インパクトのあるものはなくて、どこかで観たようなものばかりでしたが、オブジェは、個人の個性が出るので、面白いものがありました。

今日は、昼にカロリーオーバーで、たっぷり食べたから、本当ならば、夜は控えて、というのでしょうが、私の場合、違うのです。

はめはずしたから、夕食は、美濃吉のお弁当を買って帰り、赤ワインを一本開けて、食べまくり、飲みまくり。母の好きな「小倉山荘」というおかき屋さんの、お砂糖いりのおせんべいを土産に勝ったのですが、それまで、手を出して。

1キロは太ったかもしれませんが、これで、またカロリーを頭に入れて、粗食、ノンアルコールで過ごせる。とにかく、アルコールが入ると、次から次にたべてしまう。頭のコントロールが効かなくなります。

静かに、なだめて、時々は、爆発して、それでないと、ダイエットは続かないと勝手に思っているのです。

お芝居に酔い、気持ちが高ぶったのですから、こんな日には、こうでなくちゃ。