劇場空間

元気だして行きまっしょ。 機械も長く使っていると、動きが鈍くなります。油をさして、動きを良くしてあげないと。オリーブのように、豊かな実を育てられるブログにしたいです。

「朧の森に棲む鬼」市川染五郎の舞台

http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/0702/index.html

大阪松竹座に『朧の森に棲む鬼」を観にいきました。若い人が圧倒的に多くて、いつもの松竹座の雰囲気とは違っていました。お芝居というよりも、新しいスペクタクル演劇ミュージカルという感じかな。

迫力十分、楽しさ満喫、舞台装置にも関心しました。薄いカーテンを上げ下げする間に、次のシーンへと移行していくのですが、その速さ。舞台演出と、衣装、美術、全て申し分なし。主演の染五郎の

熱演ぶりは、言うまでもなく、他の出演者達もすごく頑張ってるのが、観客席にひしひしと伝わってくる。雨と嵐のシーンも臨場感溢れていて、最初から最後まで、観客をひきつけて離さない。

 終わってみると、拍手の嵐、アンコールの拍手はやまず、出演者達は何度も舞台に。染五郎は、フアンにさよならのポーズをしては、再び舞台に顔を出す。時計は早や10時前、後ろ髪をひかれつつ、

興奮をひきずったまま、家路についた。